灰田ナナコ先生『僕を悪い子にして』が性癖に刺さりまくったレビュー
こんにちは音無です。
自粛生活でこれだけBLを読み込んでいると、現実との境目が曖昧になってきますね。現実にはイケメンもかわいい受けちゃんもおらず、家でダラダラしているおばさんがひとり。鏡を見るとたまにびっくりします。
そんなことはさておき、最近読んだBLの中でもかなり私の性癖に刺さった『僕を悪い子にして』のレビューを書いていきたいと思います！
灰田ナナコ先生『僕を悪い子にして』
親に愛されている真面目で成績優秀な優等生・白石は、クラスメートで金持ちの道楽息子の不良・不動に知られたくない秘密を見られてしまう。黙っている代わりにセックスさせろと言われ、所構わず抱かれる日々。癒されることのない生傷を乱暴に暴いていく不動に、けれど白石は快楽を覚え始める。正反対に見える二人の、誰にも言えない共通点――愛を知らないふたりが愛し方を知る…。 ebookさんより引用
前半は少し辛い展開ですが、共依存をテーマにしたような展開、濃いめのエロ描写、何より今後作者様買いしてしまいそうな絵の美しさ。しばらく余韻に浸れるお話でした。
少し展開が急な場面などもありますが、私は全く気になりませんでした。真のかわいさ( ´∀｀)
灰田ナナコ先生『僕を悪い子にして』感想・レビュー
王道スパダリ系も大好きですが、私はこういった「弱い攻めくん」が大好きです。弱さゆえに受けちゃんを傷つけてしまう、どう扱ったらいいかわからない、という葛藤が感じられて萌えました。
受けちゃんも健気系なので、最終的にハピエンではありますが途中はちょっと悲しくもなりました( ；∀；)
そしてこの作者さん、こんな綺麗な絵なのにエロ描写が濃厚でした。
これはかなり嬉しい誤算でした。痺れました。ありがとう。
出会うべくして出会ったような、素敵なふたりのお話。痛々しい描写などもありますが、素敵な名作です。
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